くろーずど・すかい ばんがいへん(巻末小噺その後)



 明け方まで続いた大盛り上がりの新年の宴も終わり、王宮内も普段よりどことなく静かなようだ。
 時折、不運にも新年早々から勤務番に当たってしまったらしい官吏や兵士が死人のような表情でだるそうに廊下を足を引き摺りつつ行き交う以外は、通常業務も休止している王宮は静かなものだ。
 田舎に里帰りしている者たちや家族と過ごす為に城下に辞している者たちも多く、閑散としている状況も否めない。
 そんな東雲王宮の静かな朝は、けれども素っ頓狂な悲鳴と共に破られることとなる。


「っふっぎゃあああっっ!!!」

 どすん、どたばた、がっしゃん、ばたーん!

 なんとも表現しがたい破壊音のオンパレードと共に、天下無敵な迂闊さん軍師…もとい東雲主席軍師、工藤新一はベッドから転がり落ちた床の上でシーツを半分被ったまま、半ば呆然とした表情で震える手を己の頭に伸ばす。

 もふっ。

「…ゆ、ゆ、ゆ…夢…じゃ、ないよな…?」
 ぺたぺたと触ってみる頭の上には、紛れもなく二対のなんか動物っぽい耳。しかも、己の意思でなんとなくぴこぴこ動いているような気がする。首には、何故か赤いリボンのチョーカー。金色の小さな鈴がちりちりと涼やかな音を立てている。
 ずるずるとシーツを引き摺りつつ、傍にある姿見に己の姿を映してみて、そのある意味予想通りな状況に蒼い目を見開いて工藤はかぱっ、と口を開けて硬直してしまう。
 見覚えのあるこの部屋は、自分の部屋ではないものの同じくらい馴染んだ黒羽の私室に間違いない。なんだか謎のオブジェだの工藤の部屋に勝るとも劣らぬ立派な本棚だの、その横にある既に工藤にとっては鬼門でもある薬品棚だのは、見間違いようがなかった。
 思わずがばり、と振り向いた先ほどまで自分もぬくぬくしていたベッドでは、恋人であるところの黒羽快斗・職業魔法使いが穏やかな寝息を立てていた。
 起こさなかったことにほっとしながら、工藤はもう一度鏡へと向き直る。まじまじと見直しても、無論鏡に映った状況が変わるわけではなかったが。
 少し寝癖の付いた髪の毛の中から生えている、黒い獣耳。どうやら猫っぽい。
 愕然とした表情の工藤の服装は、礼服の上衣こそないものの昨日式典に出た時のままだったが、何故か下だけ脱がされていた。
 そして、露になった足の隙間から奇妙に揺れる、黒いしっぽ。
「しっぽォ!?」
 がばり、と立ち上がって引っ掴んだそれは、確かにしっぽ。しかも何故か触感がある気がする。
 長くてビロードにも似た綺麗な毛並みの耳としっぽ。所謂猫耳猫しっぽというヤツだ。
 そこまで考えたところで、工藤はただでさえ二日酔い気味な脳みその限界を感じ、再びべたりと床に懐く。その冷たさはどこまでもこの状況が現実だと知らしめているようで、ちょっとだけ切なくなったりもしていた。
 鏡と向かい合って床にべたりと座り込んだまま、頭の猫耳はへたりと垂れ、しっぽは力なく床をぺたぺたと撫でている。
 本人は激しく困惑しているのだろうが、傍目から見ればなんとも可愛らしい状況には違いなかった。
 それは無論、この状況を作り出した張本人であり、ベッドから転がり落ちた工藤の様子を狸寝入りで見守っていた黒羽も例外ではなかった。
『おわー…本気で激烈可愛いなー、流石俺』
 昨夜、酔い潰れて黒羽に抱きついたまま衝撃告白+αをしでかしてくれた工藤を抱えて帰った黒羽は、小泉紅子への宣言通り、可愛らしい猫を製作するべく少しばかりアルコールが入ってハイになった状態のままとある魔術を実行した。
 魔法としては、そうそう難しいものではない。姿変えの魔術の方向性を少し捻じ曲げ、有効条件を区切り、解呪条件を限定しただけだ。呪術に近しいコレは本来ならば小泉の家のお家芸だが、黒羽とて伊達に『魔術の司』を名乗っているわけではない。
 夜明けを待たずにイキオイだけの何の役にも立たないが出来は一流の術式を完成させた黒羽は、気持ちよさそうにむにゅむにゅ言いながら眠っている工藤の横へと潜り込んでわくわくしながら眠りについたわけだが。
 まず、素っ頓狂な悲鳴。見事にベッドから転がり落ち、冷静なんだかそうでないんだかやけに可愛い行動で己の耳としっぽをぺたぺた触っておろおろしている工藤を観察することしばし。
 へたん、と耳としっぽがへたってしまった事に必死で笑いをかみ殺しながら、ゆっくりとベッドから降りて凹んでいる恋人を抱きしめた。
「どしたの?工藤」
「くっ、くろ、黒羽…?!俺、これは、そのっ…」
 うろたえる工藤をぎゅう、と少し強めに抱きしめてやると、ぴくん、と耳が動いてしっぽがぱたぱたと落ち着き無く床を叩く。不安げに見上げる眼差しが揺れているのを見て、黒羽はそれはもう満面の笑みを浮かべて穏やかに告げた。

「うん、かわいーよねv」
「へっ…?」

 ぱちぱちと瞬きをする工藤に静かに向き直り、にっこりと口の挟みようのない笑顔を浮かべる。その無敵のきらきらしい笑顔に、流石の工藤もこの状況の原因を悟り、ずささ、と盛大に後ろに退いた。
「く、くろっ、黒羽…ま、まさか…」
「なぁに?」
「オマエが…やったのか…?」
「やだなあ、工藤」
 にっこり、と微笑む黒羽の答えに、反射的に工藤の肩からほっと力が抜ける。
 けれどもそんな工藤の淡い期待を裏切るように、黒羽は更に笑みを深くして工藤へと向き直った。

「俺以外に、こぉんな見事な魔術を扱える人間がいるって本気で思ってんの?」
「…やっぱオマエかーっ!!!」

 あうあうと泣きそうになりながら叫ぶ工藤と、それをにこにこ楽しそうに見守る黒羽。
 なんだかとってもアレな情景を見るものが、本人たち以外になかったのは幸か不幸か。
 工藤の猫しっぽが、ただ不安そうにふらふらと揺れながら、なんとも倒錯的な状況を作り出すのだった。






 歩くたびに、首もとの赤いリボンに結ばれた金色の鈴がちりちりと鳴る。
 トレードマークにもなっている赤いコートを着込んだ工藤の、綺麗な黒髪の間から覗くのは同じく黒い見事な毛並みの猫耳。
 コートの裾からふよふよと、黒くて長い猫しっぽが彼の機嫌を代弁するかの如く揺れている。

『かーわーいー…v』

 むっすりと、何処か不機嫌そうな表情とは裏腹に、ぴくん、と動く猫耳は周囲の音を拾うかのように落ち着き無く動く。コートの裾から覗くしっぽも、好奇心旺盛な子猫のように落ち着き無く揺れる。
 ただでさえ東雲王宮のアイドル的存在である『深紅の戦乙女』の可愛らしい姿に、ほぼ死人と化していた場内の人間たちの視線を釘付けにしつつ、工藤は振り返ることなくずんずんと先を行く。
「だからー、オマエが悪いんだぞ。俺は相応のお仕置きをしただけなんだからな」
 振り返りさえせずただ先を急ぐかのように歩を進める工藤の後ろから彼を追いかけながら、黒羽は幼子に言い聞かせるように声をかける。
「うるせーこの面白がりっ!」
 だが、勿論頭に血が上っている工藤に、通じる筈もなかったわけだが。
「どー考えてもオメーの趣味だろコレっ!?満足したらさっさと解呪しろよ!」
「ソ・レ・は!お仕置きっつっただろーが。それにまだまだ解呪条件は達成されてないから俺にも無理~」
「んなしち面倒くせー術かけんなよ!」
「そこに凝るのが魔法使いの性ってモンだっつーの」
「凝んな!そんでさっさとコレ解けよ!!」
「あら、せっかく可愛らしいのに、もう解いてしまいますの?残念ですわ…
それに、一般的な認識として魔術士というものは凝り性ですもの、黒羽君一人を責めるものではなくてよ?」
 唐突に聞こえた場違いに涼やかな女性の声に、工藤は思わずがばりと振り返る。
 印象深いのは、長い黒髪。鮮やかな赤い唇。そこに浮かぶ、蟲惑的な微笑み。
 ひとつ間違うと下品になりがちな露出度の高い紅いドレスを纏いながら、あくまで彼女から受ける印象は近寄りがたいほど高貴で妖艶。見たことがないほど美しい女性に、思わず工藤はぽかん、と彼女を見つめた。
 見覚えは、あるような気がする。確か、快斗と同じ宮廷魔術士。
「確か、小泉…?」
「あら、覚えて貰っていましたのね。嬉しいですわ」
 くすくすと笑顔を浮かべる女性の言葉に思い当たる節はなく、思わず首を傾げた工藤の頭で、猫耳がぴこぴこと動く。
 ますます深くなる笑顔ににへ、と笑顔を返したところで。

 ぽふり。
 なでなでなで。

 猫耳ごとわしわし撫でられた。

「っ…!!!」
「ああ…やっぱり素敵な手触り、流石だわ黒羽君っ…!」
「だろー?やっぱ俺様天才ー?」
 うっとりと工藤の頭(猫耳含む)を撫でる謎の美女。
 あまりの事に、思わず硬直する工藤。
 賞賛の言葉にえっへんと胸を張る黒羽。
 なんとも奇妙な光景だった。
「やっぱり似合いますわ…黒羽君、術式の概算、あとで教えて頂いても宜しいかしら?」
「それはいーけど、ソイツはやんねーぞ。俺んだから」
「…なんでもいーですが撫でながら会話しないで欲しーです…」
 謎の美女に頭を撫でられつつ、自分越しに会話をされるのは頂けない。黒羽だけだったら悪態をついて暴れるところだが、どうにもこの女性は怖い気がする。

 だらだらと背筋を伝う冷や汗を感じつつ、工藤はぷるぷると頭を振る。
 ちりちりとやけに可愛らしい鈴音がどこか場違いに廊下に響く中、工藤はどこか遠くを見つめて、ひたすらこの時間が早く終わる事を祈っていた。





「あら、本当に可愛い猫さんだこと」
「灰原ちゃん…」

 赤の魔女・小泉紅子に弄ばれること暫し、ただでさえ二日酔いで参っていた為、自室に辿り着くや否や見事にばたんきゅーした工藤である。
 二日酔いなら起きたとき辛かろう、と黒羽は薬を貰いに、地下室に研究室を持つ薬学に詳しい錬金術師、第三席・灰原哀の元へと向かったのだが。

 長い螺旋階段を下りた先、新年早々から薬品に埋もれるように少女錬金術師は今日も実験の真っ最中だった。
 はてどうしたものか、と思い声をかけそこねていると、くるりと振り返った赤毛の少女は外見年齢の割には怜悧な眼差しで黒羽を見据えた。
『あら、どうしたの黒羽君』
『ウチのかわいー黒猫さんが、二日酔いで参っててさ。悪いけど酔い覚ましの薬ってある?俺の手持ちの材料は今切らしててさ』
『あるにはあるけど…診てから処方しましょうか?』
 実験中の薬品は平気なのか、と尋ねれば、現時点で席を離れてどうこう、という状況ではない、と幼い声が返ってきた。
 昨夜のひらひらとした鮮やかな東雲色のドレスの印象とはかけ離れた、医者のような白衣を身に纏い、錬金術師らしく本と薬品の山に埋もれた少女の言動は、非常に冷静で容赦がなかった。

 ベッドの上で唸る猫耳付き工藤と、冷ややかな眼差しでそれを見下ろす少女。
 はらはらとしながらそれを見守っていた黒羽。
 何とも言えないトライアングルを破壊したのは、半眼で昔馴染みを見下ろす少女の方だった。

「工藤君…本当に貴方って人は昔から、懲りないわよね…」

 ふう、と灰原の唇から零れる溜息。
 そしておもむろに懐から取り出される何か。

「は、灰原さ…」
「だまらっしゃい」

 おそるおそる行動を誰何しようとする黒羽の問いをばっさりと切って捨て、灰原は取り出した何かを握ったまま工藤へと近付いていった。

 きゅぽん。
 きゅきゅきゅ、きゅっ。

「何か足りないと思ったのよね」
「って灰原ちゃん、本気でやらないでよ落ちるのコレ!?」
 無表情の少女の手元には、黒い極太インキペン。
 その下には、滑らかな白い頬に思いっきりペンでヒゲを描かれた工藤の寝顔。
 慌てて駆け寄って袖で拭ってやろうとしたが…落ちない。落ちないどころか掠れもしない。己のした事もかなりのものだという事は放り投げて、慌てふためいて少女に詰め寄る。
「さあ?」
「さあって!?」 
「…大丈夫よ、アルコール系の溶液で拭けば一発で消えるわ。それよりこの猫さん、何時頃戻るの?」
「あ、それは紅子に見せて解呪条件が達成されたから、一晩寝れば」
 工藤の頬にヒゲを描く、という事実で満足したのか、灰原は持参した鞄から薬の紙包をいくつか取り出して工藤が唸りながら沈没しているベッド脇の小さなテーブルへとそれらを置いた。
 一応、本来の目的を忘れてはいなかったらしい。
「目が覚めたら湯冷ましで一包、それでも辛いようなら3時間後にもう一包服用させて頂戴」
「ん、ありがと灰原ちゃん。工藤にもちゃんと伝えておくよ」
「あら、いいのよ。私が工藤君の為に何かするのは当然だから」
 微妙に、聞き捨てならない言葉があったような気がするのですが、どうしてでしょうか。
 なんとなくこの子苦手だなあ、と頭の片隅で考えながら、黒羽は工藤の自室を辞する灰原に手を振って、未だに落ちたままの工藤のヒゲが描かれた顔を見下ろす。
「…とりあえず、起きるまでには落としといてやらないとな」
 微妙に寄った眉根を撫でてやりながら、黒羽はくすりと苦笑を零す。ぴこぴこと言葉に無意識に反応しているのか、黒い猫耳が揺れている。

「なあ…わかってるか?」

 オマエは、酷く脆い橋の真ん中に立っている。
 つつけば直ぐにでも壊れてしまいかねない、何の保証も無い場所に。吊橋のロープを今にも切らんとナイフを抱えた男を傍らにして立っている。
 何時、気が変わって男が橋を壊してしまうかわからない。
 そもそも、二人分の体重を、何時までこの脆い橋が支えきれるのかもわからない。

「でも、しょうがない、か…」

 たったひとりと決めた存在。
 世界で鮮やかなものが君一人なら、世界と君は自分の中でいつでもイコールだ。

 こし、と最後に残った顔料を落としてやって、元通り白い頬を取り戻した工藤の頬に唇を落とす。
 少し冷たい、柔らかな頬の感触。黒羽に許された極上の権利。

「好きだよ…『新一』」

 少しほろ苦い笑みを浮かべて、ベッドの縁に背を預け黒羽はずるずると床に座り込んだ。
 工藤の寝息と、床の冷たさと。何よりもこの空気の心地よさと。
 得難いいくつもの欠片を抱えて、黒の魔法使いは静かに瞼を伏せる。

 君が目覚めるまで、少し世界から隔絶されてみよう。
 君と僕だけの世界へと、ほんの少しだけ解き放つささやかな魔法を。

 とろとろと意識を侵食する眠りの気配に、抗う事無く黒羽はそっと目を閉じた。





 ちなみに。
 東雲城内で密かに流通している工藤の盗撮写真(無論黒羽の検閲済)の中に、この猫耳様が入ったかどうかは、定かではない。ないが。

「ほい紅子、コレ約束のヤツな」
「ふふ、ありがとう。ではお礼をしなくてはね」
 口約束の類でも、黒羽が一度した約束を違える事は滅多にない。それは、嘘というものに対する精霊と人間の認識の差でもあり、また黒羽自身の性格でもあるが、今回も例に漏れることはなかったようだ。
 人間に猫耳猫しっぽを一時的に付与する、というどう考えても役に立たないわりに高度な魔術の術式を記述した呪文書を無造作に赤の魔女へと手渡して、宵闇の魔術師はひらひらと手を振った。
「いーっていーってそんなもん。俺も楽しかったしよ」
「あら、コレを見てもそう言えるかしら?」
 ひらり、と紅子の白く細い手がひらめいて、手のひらの上に現れたのは小さな水晶球。
 ぽう、と光を放つそれを思わず手に取ると、浮き上がる映像がある。

 漆黒の絹糸のような滑らかな髪の上に、ビロードのような毛並みの耳がぴこぴこと動いている。
 すらりとした細身でありながら強靭さを兼ね備えたしなやかな肢体を包む、深紅が鮮やかなコート。
 そのコートの裾から、ふよふよと揺れる長くて綺麗な毛並みのしっぽ。
 この水晶球に記録されている、などとは微塵も思っていない無防備な顔つきがまた可愛らしい。

 紛れも無く、先日の快斗のお仕置きという名の実験の時の映像に他ならなかった。

「なんだよ紅子、テメエこんなモン撮ってやがったのか?」
「うふふ、だってあんまり可愛かったものですから、ついv
心配なさらなくても、それがマスターでコピーはしてませんわよ」
「あたりまえだろーが」
 こんな可愛いイキモノの、写真は百歩譲って許しても動画なんて恋人の俺が許しません!
 油断無く水晶球を懐に仕舞いながらぶつぶつ文句を付ける黒羽の様子にほほほ、と笑う魔女。なんとなく周りの人だかりが彼らを避けているように見えるのは気のせいではなかろう。

「…ところで黒羽君。貴方、ご主人様、というフレーズに浪漫は感じて?」
「…紅子、オメー…」

 くすり、と笑みを浮かべる妖艶な魔女。
 にぃ、と唇を凶悪に吊り上げる黒い魔法使い。

 二人は、無言のままにがっしと互いの手を取り固く握手を交わした。

「よっしゃ次はメイドだな!?勿論ロングで白いソックスな、レースは控えめだぞ紅子!」
「当たり前でしてよ。あくまで仕事着としてのメイド服、だからこその浪漫…」
「紅子…!今日ほど俺はオマエと知人で良かったと思う日はなかったぞ」
「ほほほ、私こそ貴方があの人の恋人で良かったと思っていてよ」

 楽しみねえ、楽しみだな、と不吉な笑みを浮かべる美男美女の企みを知るはずもない今日も仕事てんこ盛りな東雲主席軍師様は。
 遠く離れた執務室で、くしゅんとひとつくしゃみをしたのだった。



2005.01.08.


比佐というナマモノは毒にも薬にもならないドッキリサプライズが大好きです。
人の意表を付くのが生きがいです。
というわけで根性入れて書いてみましたイロモノ小噺。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いですv


H O M E *